ぷれふぁについて

”ぷれふぁ”は「Players First」の略です。

Players Firstという言葉は、「選手のことを一番に考える」、「選手のことを最優先に考える」という意味合いで使われることが多いです。

しかし、Players Firstという言葉は、辞書にもその意味が記載されておらず、言葉の意味は曖昧です。

 

時にPlayers Firstという言葉が大人や指導者の都合の良い言葉として使われることがあります。

 

例えば、

「身体に痛みを抱えていたが、選手がプレーを希望したため試合に出場させた」

「勝つために1人の投手を連日に渡って連投させる。選手もそれを望んでいる。」

 

これらはPlayers Firstでしょうか。
選手が望むことをそのまま実現させてあげることが、本当に選手のことを1番に考えた末の答えでしょうか。

 

この問いについて、日本ユニセフ協会が発表している「子どもの権利とスポーツの原則」の観点からPlayers Firstについて考えてみます。

 

日本ユニセフ協会は、「子どもの権利とスポーツの原則」の中で以下のように述べています。

世界では毎日、何百万人もの子どもたちがスポーツをしています。レクリエーション(遊び)として楽しむ子もいれば、将来の職業として競技スポーツを選ぶ子もいます。遊びやスポーツは、健全な成長に欠かすことができない「子どもの権利」です。

すべての子どもが、安心してスポーツを楽しめるように。『子どもの権利とスポーツの原則』は、スポーツに関わるすべての方々に、子どもの健全な発達と成長を支えるスポーツ環境の実現を呼びかけます。(出典:日本ユニセフ協会 「子どもの権利とスポーツの原則」)

 

この原則は以下の10項目から成り立っています。

1.子どもの権利の尊重と推進にコミットする
2.スポーツを通じた子どものバランスのとれた成長に配慮する
3.子どもをスポーツに関係したリスクから保護する
4.子どもの健康を守る
5.子どもの権利を守るためのガバナンス体制を整備する
6.子どもに関わるおとなの理解とエンゲージメント(対話)を推進する
7.スポーツ団体等への支援の意思決定において子どもの権利を組み込む
8.支援先のスポーツ団体等に対して働きかけを行う
9.関係者への働きかけと対話を行う
10.スポーツを通じた子どもの健全な成長をサポートする

(出典:日本ユニセフ協会「子どもの権利とスポーツの原則」

 

いかがでしょうか。
ぷれふぁでは、この「子どもの権利とスポーツの原則」に書かれている内容こそが”Players First”の精神ではないかと考えています。

 

本サイト「スポーツ選手のための医学情報サイト”ぷれふぁ”」は、スポーツ選手が自身の身体を守るために必要な医学的な情報を提供するためのサイトです。

ここで提供している情報は、信頼できる医学論文の情報をメインとし、医療従事者ではない方々にも分かりやすくその内容が伝わるように配慮しています。

 

より多くのスポーツに関わる方々に読んでいただけると幸いです。

 

<執筆者>
Ryohei Miura@RyoheiMiura
長崎県内の総合病院で外来を担当する理学療法士
専門スポーツ:サッカー
足関節に関する記事を担当

 

Koki Hamada@KoHamada39
長崎県内の総合病院で外来を担当する理学療法士。
専門スポーツ:野球
肩関節・肘関節に関する記事を担当

 

Daisuke Yoshida@Dyoshida1023
長崎県内の整形外科勤務の理学療法士
専門スポーツ:サッカー
膝関節に関わる記事を担当